NHKで日本の人口減少がテーマの番組をやっていました。東京オリンピックの2020年には人口の減少がますます進み地方の過疎化が深刻な問題になってくるというのです。
テレビで見る島根県の村の風景が今のうちの実家の周りの風景とあまりに酷似していてびっくりしました。
実家の両親のことでここのところよく実家に来ているので今まで見えていなかった周りの様子に驚いています。田舎は本当に高齢者ばかりになっていて、亡くなられたり家を離れて施設やお子さんのところに行かれたりと本当に寂しくなってきています。
ただ感心するのは、高齢のおじいさんが車で1時間以上もかかる新しい家から先祖代々の段々畑の手入れをするために通って見えているのです。今はたわわに実ったお米と彼岸花が綺麗な季節。いつまでされるのかわかりませんが、本当にすごいなと思います。
父の畑にも今にも出荷を待っている作物があります。もう高齢なので市場に持って行ってくれる同業の若い方に声をかけているようですがどうなりますやら。
両親がここを離れたらテレビで見たような荒れた光景になってしまうんだらうなと心が痛みました。