
義父を泌尿器科に連れて行きました。
2週間に一度くらいの周期で訪れる昼夜逆転のとき特に目につくのがトイレに通う回数の多さです。どうかすると15分おきくらいにトイレに行っています。
「さっきトイレ行ってましたよ」って声を掛けても、「催すから行くんだ、でもちょっとしか出ない」悩ましい返事です。
今日も泌尿器科の先生とその話をしたんですが、膀胱そのものに原因がある場合とは別に認知症の人にはよくある症状のようです。
膀胱への指令を出す脳と間で神経の微妙な誤作動があるのでしょうね。
トイレに行くのは運動と思ってあまり強めの過活動のお薬は頂かない方向で帰宅しました。
泌尿器科の次に内科に行って認知症のお薬をいただいたんですが、先生に最近の義父は眠れない期間に頻尿になることと、ものすごく頭が冴えて日頃の不満などをどんどん口にしはじめて周りが迷惑していることを話しました。睡眠不足もあるのできっと本人は辛いのでしょうね。受け答えする私に対して声を荒げることもたまにでてきました。
以前お酒を飲むことで問題を起こしていた義父は、若い頃はとても短気な性格でカッとなって大声を出すということもよくありました。認知症が進むとそういう性格になるのではと心配しています。
内科の先生からは、興奮状態になった時に少し気分を和らげるようなお薬を追加でいただき、そんな症状の時に飲ませることになりました。
認知症の人が家にいるとその人の状態で家の中の雰囲気が変わってきます。できれば穏やかに緩い曲線で進行してもらいたいけど、逆にストンと落ちてもらったら施設という選択肢も選ぶことができます。
これからどのくらい続くのかしらと思うと気持ちも沈みますが、介護しながらでもやりたいことをする、介護のせいにするくらいならいっそ介護を手放してしまうというくらいの気持ちで毎日を過ごしています。