認知症の親のこと

月末は忙しくて、義父のところにも母のところにも行く時間がありませんでした。朝クライアントの電話を待っていると義父の施設から電話があり数日昼夜が逆転して夜中に部屋の中をウロウロして転倒したそうです。

幸い大丈夫だったようなので様子をみますという報告の電話でした。自宅で義父を見ていたら仕事どころではなかった、見守りをしてくれるスタッフさんに感謝。

先週は義父を眼科に連れて行って診察が終わって夫に施設へ送り届けてもらいました。後で聞いたところ夫を息子と認識していなかった様子です。

実の息子にとっては、親が自分のことが誰かわからないなんて辛いところではあるでしょうが、これも仕方ないこと。相手にどう思われているかではなく、息子として親に対してどう向き合っていくか、自分のことわかってもらえなくても高齢の親に対して出来ることってなんだろうと思って接することじゃないかな。息子だとわかってもらえない、反応がないからと言って施設に行くのをやめたりしないでくださいね。

私は施設にいる実の母とできるだけたくさんの時間を過ごしたいと思っています。これまで嫁ぎ先の義父との生活があるのであまりゆっくりと母のところに行くことができなかったけど、これからは時間をつくって顔を出したいと思います。母も認知症が進んで以前のような会話はできないけど、私の話をニコニコと聞いてくれてその姿は以前と変わらずとても癒されるからです。

親との関わり方ひとつとっても私たち夫婦では全く違います。でも相手にいろいろ求めても癇に障ったりすることが多いので、夫は夫、私は私と割り切って私ができること、やりたいことだけやっていこうと思います。

義父のことも施設にお任せしながら、程よい距離感で会いにいけるので施設にお願いして本当によかったなと思うこの頃です。

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