実家へお泊まりして、色々話をしている中で父が今抱えている不安要素が浮かび上がってきました。
- 認知症の母の今後のこと
- 病気がちな自分自身のこと
- 預貯金の管理のこと
- 家の管理のこと
今老老介護を高齢になってやっている父です。健康だったときに比べて体重もかなり減った気がします。父の抱える不安要素を一つずつ消去法で消していってストレスを減らし父自身の体の回復に全力を注いでもらいたいものです。
まずは認知症の母の今後のこと。あまりに父の状態が良くならないので二人で入れる施設はないものかと考えていましたが、やはり父はここでもう少し頑張りたいと言います。つい先日、母の施設を探すことを一任されました。母のお世話のストレスで共倒れになると父は言います。
健康な私たちなら母の見守りは大した負担ではないのですが、父にとってはかなりの負担のようでした。とても苦しんだと思いますが、自分を守るために母の施設への入所を決断した模様。車の運転もままならないので代わりに私たちで施設を探すことにしました。
実際調べていくといろんな形態の施設があり、条件もまちまち、打ち出している特色もまちまち、母にとってどこが一番いいのだろうと思います。
この一週間は、施設をリストアップして電話等で確認して、いいなと思うところは実際に見に行って、入所の予約を入れてという作業を繰り返しました。
不動産屋さんで家探しをするのと似ている・・・というか母のこれからのライフステージだもの・・・私でも入ってみたいなって思えるようなところを探しています。・・・でも人気のところは予約でかなり待ちそうです(笑)
こんなことなら認知が出た頃に探して予約を入れておくんだったと今更後悔。まだ大丈夫よね、っていうのは今回のように相方の父の体調でもろくも崩れ去ります。
私なりの施設選びのポイントをリストアップ
- 自宅から近くて父が面会に行きやすいところ
- お茶碗を拭く、野菜を切る、洗濯物をたたむ、庭の手入れをするなど今までやってきた営みがそのまま続けられるような場所
- スタッフの見守りがきちんとしていて、声かけが明るく穏やかなところ
- 高齢者への声かけや態度に出るスタッフさんの人柄が良いところ
- スタッフの質や待遇がちゃんとしていて、離職率が低そうなところ
- 人は足りているのか、いつも人が足りない状態ではないのか
- 室内の掃除が行き届いて清潔に保たれているか
- 高齢者が利用しやすいように工夫されているか
- お風呂が気持ち良く入れそうなところか
- 洗濯やその他のサービスで細かく費用加算をしないところ
費用は、安さを前面に出しているところより、ある程度費用がかかってもサービスが行き届いているところの方がいいと思いました。
今まで見てきた中で部屋が空いているところもあるんですが実際見に行くとホームページなどでは見えなかったものが見えてきます。母の認知の状態がこれ以上進まないように慎重に施設を選びたいと思います。