自粛中、本を読んだり、映画を観たり、はたまた断捨離をしたりしていました。特別出かける用事もないので、なかなか家から出ない生活です。ちょっと運動不足が心配。
自粛中に読んだ本の中で面白かったのは、上橋菜穂子さんの「鹿の王」。テレビで放送された「精霊の守りびと」を観てファンになった。感染症になっても抗体があって生き延びた男と、医術師の二人が主人公でいろんな部族の食生活や暮らしで耐性がある部族とそうではない部族があるという、謀や政治やいろんなことが背景にあって面白いファンタジー小説だった。

最近のニュースで、コロナで人間が自粛をしたことで地球の環境がすごくよくなったと言っていた。野生の動物が街中にたくさん闊歩していたらしい。どれだけ動物たちは日頃肩身の狭い思いをしているんだろう(笑)
そういえば、我が家も自粛中すごく聞こえていた鳥の声が、車の音にかき消されているような気がする。
せっかく綺麗になった地球も、コロナが落ち着けばまた元に戻っちゃうんだろうか。経済は戻ってもらわないといけないけど・・・数字数字と躍起になる世の中ってどうなのかな??と・・・そろそろ下り坂を降り始めた年寄りは思ってしまっている。