亡くなった父は入院する前の日まで車を運転していました。
周りとしてはいつ免許を返納してもらうのかのタイミングを見計らっていましたが、とうとう返納することなく、家に帰ることなく亡くなりました。
連日のニュースを見ていると、もしあのまま運転していたらウチもと思うことばかりです。
いつだったか私は父が運転する車の後ろからついてお店を移動したことがあります。2車線の大きな道路でしたがウィンカーを出さずに車線変更をする父を見てびっくりしました。
長年無事故のゴールドカードだった父は運転には自信がありましたので、いくら危ない運転をしていたよと言っても納得してくれませんでした。
先日ニュースでドライブレコーダーを高齢者につけてもらって自分が運転する映像を見てもらい、危ない運転をしていることを自覚してもらい、返納を促すようにしている業者が紹介されていました。そのくらいやった方がいいと思います。まずは現状の自分を認識すること!
腰は曲がってくるし、体型は年々変わってきますので足の位置も当然変わる。ブレーキとアクセルを間違えるってこともあり得ます。無事故だったからこそ何か起こった時にはパニックになることも多々あるかと。
車がないと生活ができない地域に住んでいた父をにとって、車は生活の一部でした。高齢者が車がなくても支障がない、過ごしやすい地域にできないものでしょうか。
