正直さ

義父にグループホームのことをきちんと伝えないで入所させたその夜からなかなか眠れなかった様子で、翌々日歯科に通院させるために施設を訪れたときは家族への不信感もピークに達していました。

歯科へはもちろん全介助で支えがないと診療室まで動けないような状態でした。ここは家族の思いを正直に伝えよう、義父がどう受け止めるのかは義父に任せようと思って車の中で話をしました。

お義父さんを家に連れて帰ったら私は仕事ができないこと、仕事や買い物で外に出るときにお義父さんのことが心配だから、たくさんのスタッフさんがいる今の施設に入ってもらったこと。外出はいつでもできるし、みんな様子を見に行くので安心してほしいことを伝えました。

驚いたことにそのことを素直に受け止めてくれた義父。病院であれもダメこれもダメと制約があったけれど今の施設だったら自由に廊下も行ったり来たりできるので今の方がいいと言ってくれました。

内心ホッとしています。良好な関係を保って残りの人生を穏やかに過ごしてもらいたいものです。その前に早く不眠が治らないかしら。そろそろ眠りモードになる頃ですが(笑)かなり施設にご迷惑をかけているかもしれません。

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